いやあ、困った。
日記が書けなくなってきた。書き方がわからなくなってきた感すらある。
ブログのくせに書けないとは……ああ、困った。
と、いうのは。
本を紹介する記事を書いているせいである。
本紹介の記事を書くのが、楽しくってしょうがないのがいけないのだ。
私が実際に読んで好きになった本しか紹介しないから、そりゃあ楽しいのは当たり前なのだけど。
それに夢中になってしまって、日記の書き方を忘れちゃった私がいる。
それほどに、本紹介の記事を考えるのは楽しいのだ。
それで気づいたんだけれど。
「インプットしたものは、アウトプットして初めて身になる」
誰かが言っていた気がするのだが、これは意外と真理なのかもしれないぞ。
というか、多くの人が言ってるよね、これ。勉強なんかの話でよく耳にする気がする。
いやあ、まさにその通りだなあと気づいたわけですよ。
本紹介の記事をかくために、その本のことを調べてみたり読み直してみたり。
そうすることで、一度読んだことのあるはずなのに、その本のことを初めて理解できた気がするの。
紹介したいほど好きな本のことを、「何も理解しないままに好きだったんだなあ」と。
それに気づいてからは、なおさら本紹介の記事を書くことが楽しくなってきたんですよね。
調べることも、本を読むのも遅いから、まだ三記事しか書けていないけれども。
まだまだ未熟者で、本の魅力を伝える技術も文章力もないけれど、改めて本のことを好きになれるんです。
まあ、とにかく。
書くことがむずかしくって楽しい!
でね。
この日記で書きたいことは、ここからが本番なんだけれど。
こうやって私が好き勝手に書いた文章が、意外や意外に誰かの心に刺さって。
ならいっちょ読んでみるかな、と本を手に取って。
その本の魅力に感動して。
その、どこかの誰かさんが笑顔になることだってあると思うんですよねえ。
もちろん、そうなるように書いているんだけどさ、それって素敵やん?

ちなみに今、脳内に島田紳助さんを思い浮かべた人は、同世代です。
そんなことはどうでもよくって……。
『自分がした何気ない行動が、どこかの誰かのためになる』
んなことが、実際にあると思うんですよね。
バタフライエフェクトと似ていますよね。
少し違うけれど。
全然違うけれども。
そういや先日、伊坂幸太郎さんの『マイクロスパイ・アンサンブル』を読み終わったんですが、まさにそんな物語でした。
私の行動は、私の気づかないところで、きっと誰かの役に立っている。
自分の好きなことを真剣に楽しめば、自然と誰かのためになっていく。
そんな気がするんですよね。
さすがに仰々しいですけれどね。
今日はここまで。
それでは、佐世保の隅っこからウバでした。
皆様の今日が幸せな一日でありますように。
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