【日々】いつだって、誰だって、悩んでいるんだって。

中の人の日記

日記なのに、いきなり本紹介から入ろうと思います。

青山美智子さん『お探し物は図書室まで』

いやあ、これは良い本に出会った!

思わず唸りましたね。

2021年の「本屋大賞」2位は伊達じゃない!

本屋大賞とはつまり、書店員さんが「これ面白いから売りてー」となった本です。

毎日のように本に携わる人が選ぶ本。間違いないわけですね。

物語の内容はいつかしっかり紹介するとして、今の私にダイレクトに響いたんですよね。

この本、小説というより自己啓発本ですな。

──話変わって。

人ってのは、いや「私」ってのは、いつだってどこでだって悩んでんすよね。

家族のことから仕事のこと、身体のことからお金のことまで。

悩むのが趣味ですと言いたいほどには、悩んでる。

数年前に罹患した病気は、今も飽きずに私を苦しめてくるし。

なんなんこれ?身体が痺れてツラいんですけど。

介護の仕事をしているのに、軽度麻痺のせいで下半身がうまく動かせない。

だから上手に働けない。困ったものだ。

家に帰れば万年レスだしお金はないし。

しかし、目下の悩みは「口内炎が痛い」である。

口内炎って、なんでこんなに痛いんでしょうね。

ポン酢でも食べようものなら、刺激で悶絶する。

ポン酢好きなのになあ……。

とにかくビタミン摂って早く治さないと!

でも、口内炎って不思議ですよね。徐々にというより、急に治りません?

ずっと痛かったのに、ある日突然治るの。治っていく感ないんですよねえ。

これって私だけでしょうか?特殊体質?

とまあ、そんなことはどうでもよくて。

どれだけ多くのことに悩んでいても、人ってのは目の前の小さい問題の方が困るんですよね。

仕事のことやお金のことのほうが生きていく上には大切なことなのに、今一番解決したいのは口内炎なんですよね。

口内炎が治ったからといって、他の悩みが解決するわけではないのにね。

それでも、まずは口内炎を治すことに集中するんですよねえ。

で、気づけば治っている。

そんなもんなんですよね。

どんだけ悩んだって、所詮は目の前のことを頑張ることしかできないし。

そうやって頑張ってれば、気づけば解決している。

あれ?今までの悩んでいた日々は何だったの?みたいな。

いやあね、悩むことが無駄だとは思わないんだけどね。

少なくとも、悩もうが悩まなかろうが、することはひとつ。

ただ、目の前のことに全力!

これだけなんですよね。

ということに、『お探し物は図書室まで』という本に気づかされた気がします。

なーんて、とても偉そうなこと書いていますが、私は今もずっと悩んでいたりします。

だって悩むのが趣味なのだから……。

今日はここまで。

それでは、佐世保の隅っこからウバでした。

皆様の今日が幸せな一日でありますように。

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