ウバです。
一男一女の父親をやっています。
長男は凄い勢いで育っており、主に横幅を強化しているみたいです。
長女は甘えん坊を極めたような御方で、その傍若無人な振る舞いには手を焼いています。
ふたりとも可愛くて仕方がないのですが、時に逃げ出したくなる時もありますね。
父親もひとりの人間ですから、どうしたって疲れるのです。
とはいえ、父親になった以上は逃げるわけにもいかず。日々ふたりと向き合いながら生きています。
まあ、なんだかんだ言ってふたりのお陰で生きているようなものですから。感謝ですね。
もちろん、妻にも。
先日、妻が娘を抱えたまま転倒したそうです。
必死に娘を庇いながらこけたおかげで、娘は頭部を少し打った程度の軽傷で済みました。
妻は左半身に傷やら打撲痕を作りましたが、咄嗟に身を挺して子を守れるなんて、さすが母親ですね。
話を聞いて、不謹慎にも少し笑ってしまった私は、父としても夫としても最低だとは自覚していますが……。
ケガして落ち込んでいるふたりと、その話を聞いて少し笑った駄目男の隣で、息子が落ち込んでいました。
当事者でもなく、ただ家でお留守番していた息子が落ち込んでいる理由を聞くと、こう返ってきました。
「俺がついていれば、こんなことにはならなかったのに……」と。
男、いや、漢ですね。
痺れました。十歳の子どもが言う台詞ではないような気もしますが、カッコよすぎだろうと思いましたね。
「俺がついていって、妹と手を繋いで歩いていれば」ということらしいです。
かっこよすぎだろう、息子よ!
まあ、それを聞いてまた少し笑ってしまった私は相変らず最低な父だとは思いますが……。
さて。
私はこれまでnoteというプラットフォームでも度々書いてきたのですが、子供というのは親の見ていないところで育つと思っています。
親が見ているのは成長した姿であって、成長過程のほとんどは見えていないと思っています。
友達との交流や他の大人(学校の先生など)との付き合いでこそ成長するのだと感じています。
親が見ているのは、その答え合わせのようなものですね。
そう気づいてからは、とにかく否定しないことに徹底しようと心掛けています。
せっかく出した答えを否定されるのは嫌でしょうし、まずは受け止めることが大事だと思いますし。
その心掛けを忘れて、つい否定してしまう時もあるのですが、とにかくすべてを受け入れようと頑張っています。
息子が十才なら、私も父として十歳なので、まだまだ父親として子供です。
成長過程にあるのは私も同じですので、子どもの見ていない所で父として育っているつもりです。
父として育っている気配なんて、ないんですけれどね……。
読書は人を育てると思います。絵本であれ小説であれ自己啓発であれ。それぞれが人を育てる力を持っていると感じます。
読書を趣味にしてしばらく経ちますが、とても実感しています。私も読書に育ててもらっていますからね。
私が読んだ本を子ども達にも読んで欲しいと思い、本棚は子どもの手が届くところに置いています。
無理に薦めても意味ないですからね。自分の意志で手に取ってくれる日を心待ちにしています。
そんな読書を広めたくてこのブログを始めたのですが、如何せん誰も読まん。
文章力の低さはもちろん、あわよくば稼ぎたいという下心が見えすぎているのでしょうかね。
SEO対策なんてド素人ですしね。
驚くほど読まれないので、こうなれば直接行動しようと思いまして、ブックサンタという活動に参加してきました。
本を寄付する活動なのですが、詳しくは公式サイトにて確認していただければと思います。
私が実際に読んで面白いと思った絵本を二冊と、若い人にこそ読んで欲しいと思う自己啓発・教養本を一冊。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリさん『星の王子さま』
ジーンジオンさん『どろんこハリー』
古賀史健さん・ならのさん『さみしい夜にはペンを持て』
三冊とも面白くて、考えさせられる本になっています。
私の選んだ本が、見ず知らずの誰かの成長に一役買ってくれたら嬉しいなと思っています。
そして、誰かのためにという一途な思いだけで行動できた私も、ほんの少しだけでも成長していたらいいな。
子ども達の見ていないところで。
今日はここまで。
それでは、佐世保の隅っこからウバでした。
皆様の今日が幸せな一日でありますように。




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