先日読み始めた本に、ちょいと気づかされました。
二宮敦人さん『最後の秘境 東京藝大─天才たちのカオスな日常─』
奥様が藝大生である作者、二宮敦人さんが書かれた作品。まだ半分ほどですが、とても面白い!
で、私が気づかされたなあと感じたのは、こんな一文。
誰かに認められるとか、誰かに勝つとか、そういう考えと離れたところに二人はいるようだ。
そうだよなあ、ホントそうだよ。
ちなみにここで書かれている二人とは、天才の集う藝大の中でも天才と評される二人です。
そんな天才も、なにより自分が楽しむことが最優先なんですよね。
天才とは真逆の人生を生きる私も、何より自分を満足させようと思いましたね。
たとえば、このブログ。
自分が読んで面白いと思った本を紹介したい。そんな気持ちで始めたブログ。
しかし、まずは自分が楽しむことから始めるべきだと思います。
誰かに届けるより前に、ブログ運営を楽しみたい。
もちろん届けたい相手がいるのだから『自己満足』だけではいけません。
それでも、まずは自分が楽しまないと、伝えたくても伝わらないんだろうなあ。
記事を書くことを楽しんで、楽しむから続けられて、続けていけば伝わる可能性も上がる。
そんな当たり前のことに、今さら気づかされました。
『自己満足』という言葉は、あまりよくないイメージがあります。ですが、本当は大事なことなんですよね、自己満足って。
だって本当に満足させるべき相手は自分のはずなんですもん。
プライベートくらい『自己満足至上主義』で、いいじゃあないか!
そんな気持ちで生きていこうと思いました。
そこでひとつ。
最高に自己満足な趣味をお勧めします。
『読書』です。
はい、この流れは読書を勧める流れです。
読書は完全に自己満足のためだけの行為です。誰にも迷惑をかけず、人ひとりぶんのスペースで可能な行為です。
本を読んでも、他人を満足させることは出来ません。満足するのは自分だけですからね。
もし、この記事を読んでいる方がいましたら、そのうち本紹介の記事も書きますので、そちらも訪ねていただけたらと思います。
今日はここまで。
それでは、佐世保の隅っこからウバでした。
皆様の今日が幸せな一日でありますように。
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